待合室で待っていたら 女獣医が出てきました。
あの子が箱の中でないていました。
「元気そうだね、」と言われたので、
「抱くとゴロゴロのどを鳴らすし、体をこすり付けてくるし、これで食べてくれたらふつうなのだけど、」
食べる量が少ない、たまにたくさん食べることがある、吐いたりすること、  他の病院の検査結果も見せました。
ここでも血液検査とレントゲン検査を受けました。
腎臓の値のクレアチニン値が正常より高値だったので私は「やっぱり腎臓も悪くなっているのかもしれない。と言いました。
女獣医もうなずいていました。



「この歯が原因ではないかと思うからこの歯を抜いてしまいましょう。」 見たら ずいぶん赤くなっていました。
私は「だから 反対の歯で 首を振るようにして食べているわ。」と言いました。
以前 他の病院では 歯は悪いがこの歯が原因ではない、これぐらいなら食べられるという診断だったことを話しました。
「吐くのも 歯が原因ですか? 私は 口の中か 消化器系ではないかと思っていたのですが、透視かなにか検査でわかりますか?」
「まあ それは抜歯をしてから考えましょう。
年のせいで 多少 麻酔が切れるのに時間がかかるかもしれない。」
抜歯手術のことについての説明はそれだけでした。
私は 麻酔のことが少し心配でした。
けれども 他に何も不安なことは話されなかったので、歯を1本抜いたぐらいで この子が良くなれば、 と思いました。
「検査結果はそんなに問題なくても老衰ということはありますか?」と聞いたら、
「そういうこともある」と言っていました。
私は 歯が原因かどうかは分からないけど、まあ 原因の一つと考えられるなら抜いてしまおう、 それで この子が少しでも楽になれば、と思ったのです。
「手術は次の私の診察日の月曜日になるけど、今日から 入院させて  他の先生にも見てもらうから。」
と言われたので それは安心だ、前もって入院させて 皆で相談して 万全の体制で臨んでもらえるのだ と思いました。
手術費用を聞いたら、「私はやとわれだから」と言って聞きに言って、3万ぐらいだということでした。
中であの子のひどく泣くのが聞こえました。多分歯をひどくいじられていたのでしょう。
私は 今日の費用を払って あの子を預けて帰りました。

月曜日の朝 あの子に会って 手術の予定も聞いておこうと思って病院に行きました。
あの子は元気そうでした。
私を見て泣きました、今思うと うちに帰りたかったのでしょう。。。。
「今日 手術の予定ですね?」と聞いたら
「夕べ 院長が食べるかどうかみようとえさを入れて帰って 絶食できなかったから 手術は明日になる。」と言われました。
私は ずいぶんいい加減だなと思いましたが、仕方がないので、
「じゃあ 明日は何時ごろに来ればいいですか。」手術のときは病院で待っているのかと思ったのですが、
「午後の診察時間に来てもらえばもう目が覚めていると思うから。」
と言われたので ああ 手術の時に 来て待っているほどの やっぱり心配するような手術ではないのだ、とまた安心しました。
「院長が 腎臓が片方小さくなっていると言うので 麻酔が効いている間に超音波で大きさをみておくから。」
私は「前に診てもらった病院でも腎臓が小さくなっているといわれたからやっぱり腎臓も悪いのかもしれないわ。」と言いました。
費用は 入院が1日伸びたのと検査とで 4万くらいと言われました。
まあ 1日伸びても ちゃんとやってくれればとそれも大目に見ていたのです。

次の日 夕方 6時ごろに行きました。
おどろいたことに あの子はまだ目が覚めていませんでした。
私はとても心配になって 「何時ごろに手術をしたのですか?」
と聞いたら、
「手術は お昼すぎにやった、歯はもう抜けかかっていてすぐに抜けた、歯石も少なかったので短時間で終わった。
まだ麻酔がさめないのは 特に気にしなくてもいい、出血がまだ止まらないので ガーゼをはさんでいる 。」ということでした。
私は「だいぶ弱っていたから そういう免疫力が弱くなっているかもしれないね。」と言いました。
それより ずいぶん時間が経っていて麻酔が切れないのが心配な気がしたのですが、 他に何も不安なことも言われず、明日の午後には帰れるということでした。
もし麻酔が切れなかったらと不安だったので「ここは夜は無人になりますね?」と聞いたら
「心配なときは夜に時々見に来る」ということだったので少し安心しました。
「麻酔が効いているうちに超音波で腎臓の大きさを測ったから 麻酔が効いていたからゆっくりと検査できたわ。」と見せてくれて  正常だということでしたのでそのことはホットしました。
「抜いた歯はいりますか?」と聞かれたけど、
血がついてグロテスクな感じがしたので 処分してくださいと頼みました。
目の覚めないのが心配でしたが、明日には帰れるのだから 長居をしてもいけないと思って 帰りました。


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